【錦織圭・全仏OP準々決勝】 フルセットの末惜敗。明暗を分けた赤土の強風と完全アウェーのJW・ツォンガ戦! (最新ドロー&トーナメント表あり)

2015y06m04d_011226833全仏オープン10日目。2日男子シングルス準々決勝が行われ、四大大会初優勝を狙っていた錦織圭(世界ランキング5位/第5シード)は、 JW・ツォンガ(第14シード/フランス)に1-6、4-6、6-4、6-3、3-6 フルセットの末惜敗し、グランドスラム初タイトル獲得は次回に持ち越しとなった。

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ツアー通算6度目の対戦となった今大会。
日本男子では1933年の佐藤次郎以来82年ぶり
自身初の4強進出を狙う錦織圭。
一方32年ぶりとなる男子シングルス優勝を
賭けた地元フランスのツォンガ。

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戦績としては4勝2敗とまだ錦織優勢だが
見事にリベンジを果たしたのはJW・ツォンガだった。

ツォンガの自己最高位ランキングは
シングルス5位。
全てのグランドスラムで
ベスト8進出を果たした数少ない
現役選手の1人で、
グランドスラムでフェデラー、ナダル、
ジョコビッチ、マレー(BIG4)の
全員に勝利した初の選手。

錦織にとって二つの試練が待ち受けた今回の準々決勝。
強風にあおられ
「ツォンガ・コール」が巻き起こる
完全アウェー戦となった。

第1セット 第1ゲーム
風上に立つツォンガから
時速200キロを超えるサーブが
容赦なく錦織を襲う。
その上、風下から放つ錦織のショットは
風に乗りサイドを割って流れてしまう。
ツォンガ楽々とキープ。

第2ゲーム
ゲーム立ち上がりから
いきなりブレークを許してしまう錦織!

「序盤は風にやられたのと、作戦がはまらなかった。
焦りも出てしまい、ミスが異常に多かった。
中断するまでは自分を見失っていた感じだった」
敗戦を振り返る錦織。

しかし流れを変えることはできず
1ブレーク返すも
自身のサービスゲームすらキープできず
ゲームカウント1-6で第1セットを失う。

第2セット 第3ゲーム
この試合初めてサービスゲームを
キープしたが、
これまでのプレーとは明らかに異なり、
好調だったフォアハンド、
バックハンドのミスが増え、
ファーストサービスも入らない。

苛立ち苦悩する錦織。
いつになくラケットを叩きつける場面も。

第7ゲーム
ダブルフォルトから
3度目のデュースとなるが
最後はフリーポイントで
なんとかキープ。

ところがここでアクシデント発生。
強風のため、金属板が観客席に落ち
約40分の中断となった。

ここでコーチ陣から
作戦やできていない部分を指摘され、
我に返ったと言う錦織。

第8ゲーム
バックのダウンザラインが決まり
40-15からブレーク成功!
しかし、4-6で
第2セットも連続で失う。

第3セット以降は
ファーストサービスの確率が上がり、
錦織本来のテニスが復活。
ウィナーが決まり始めた。

ミスを連発するツォンガの
隙をつき2セットダウンから
2セットを奪い返し
見事2-2とした錦織。
マイケル・チャンコーチも
気合の入ったガッツポーズ!
勝敗はファイナルセットへ。

しかし、錦織の猛追も及ばず
主導権をビッグサーバーの
ツォンガに奪われ
大逆転勝利劇には至らなかった。

今季のクレーコートシーズン。
錦織は、バルセロナ大会でクレー初2連覇、
昨年準優勝のマドリッド・マスターズでは、
好調A・マレー(英国)に敗れるもベスト4進出。
そしてローマ・マスターズでは
王者N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも
善戦を繰り広げていた。

今大会の錦織。
ツォンガ戦までは1セットも落とさず
安定したプレーで順当に勝ち上がってきた。
しかし、準々決勝では
地元の喝采を浴び
勢いに乗ったツォンガとの
アウェー戦を覆すことはできなかった。

会見で錦織は語る。
「(最終セットは)自信があり紙一重だった。
クレーでいいテニスができ、結果も出ていた。
落胆はそこまでしていない。」

グランドスラム初タイトル獲得に向け
錦織は次の舵取りを始めることだろう。

互いに一歩も譲らず気迫の試合を
繰り広げた錦織とツォンガ。
勝敗を超えて両者の雄姿を讃えたい。

赤土の強風はいつしか
清々しい涼風に変わっていた。

【錦織圭 全仏オープン戦歴】
<2015年>
・1回戦 勝利 P・H・マチュー(フランス) 6-3, 7-5, 6-1
・2回戦 勝利 T・ベルッチ(ブラジル) 7-5, 6-4, 6-4
・3回戦 勝利 B・ベッカー(ドイツ) 不戦勝
・4回戦 勝利 T・ガバシュビリ(ロシア) 6-3, 6-4, 6-2
・準々決勝 敗退 JW・ツォンガ 1-6, 4-6, 6-4, 6-3, 3-6

<2014年>
・1回戦 敗退 M・クリザン(スロバキア) 6-7 (4-7), 1-6, 2-6

<2013年>
・1回戦 勝利 J・レヴィン(アメリカ) 6-3, 6-2, 6-0
・2回戦 勝利 G・ゼミヤ(スロベニア) 6-1, 5-7, 6-1, 6-4
・3回戦 勝利 B・ペール(フランス) 6-3, 6-7 (3-7), 6-4, 6-1
・4回戦 敗退 R・ナダル(スペイン) 4-6, 1-6, 3-6

<2011年>
・1回戦 勝利 ルー・イェンスン(台湾) 6-1, 6-3, 6-4
・2回戦 敗退 S・スタコフスキ(ウクライナ) 1-6, 6-3, 3-6, 6-7 (3-7)

<2010年>
・1回戦 勝利 S・ヒラルド(コロンビア) 2-6, 4-6, 7-6 (7-3), 6-2, 6-4
・2回戦 敗退 N・ジョコビッチ 1-6, 4-6, 4-6

<2008年>
・予選1回戦 勝利 J・M・アラングレン(アルゼンチン) 1-6, 6-3, 6-2
・予選2回戦 敗退 S・グロイル(ドイツ) 2-6, 5-7

錦織圭・グランドスラム制覇への道。
~レジェンド誕生まで~

Don’t miss it!!

2015 全仏オープン 男子シングルス 組み合わせ
2015.06.2 現地

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国名略称表記
ALG:アルジェリア ARG:アルゼンチン AUS:オーストラリア AUT:オーストリア BAH:バハマ BEL:ベルギー BIH:ボスニア・ヘルツェゴビナ BLR:ベラルーシ BRA:ブラジル BUL:ブルガリア CAN:カナダ CHI:チリ CHN:中国 COL:コロンビア CRC:コスタリカ CRO:クロアチア CYP:キプロス CZE:チェコ DEN:デンマーク DOM:ドミニカ共和国 ECU:エクアドル EGY:エジプト ESP:スペイン EST:エストニア FIN:フィンランド FRA:フランス GBR:イギリス GEO:グルジア GER:ドイツ GRE:ギリシャ HKG:香港 HUN:ハンガリー INA:インドネシア IND:インド IRL:アイルランド ISR:イスラエル ITA:イタリア JPN:日本 KAZ:カザフスタン KOR:韓国 KUW:クウェート LAT:ラトビア LTU:リトアニア LUX:ルクセンブルク MAR:モロッコ MEX:メキシコ MKD:マケドニア NED:オランダ NOR:ノルウェー NZL:ニュージーランド PAK:パキスタン PAR:パラグアイ PER:ペルー PHI:フィリピン POL:ポーランド POR:ポルトガル PUR:プエルトリコ QAT:カタール ROU:ルーマニア RSA:南アフリカ RUS:ロシア SLO:スロベニア SRB:セルビア SUI:スイス SVK:スロバキア SWE:スウェーデン THA:タイ TPE:台湾 TUN:チュニジア TUR:トルコ UKR:ウクライナ URU:ウルグアイ USA:アメリカ UZB:ウズベキスタン VEN:ベネズエラ ZIM:ジンバブエ

引用:WOWOW TENNIS ONLINE

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